
ここでは、「閾値(いきち)」について学びます。
「閾値」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと、何かを感じたり、反応したりし始める境目の値のことです。
電気の感電・電撃で考えてみましょう。
上の図を見てください。
指先に流れる電流が、少しずつ大きくなっています。
まず、0.6 mAでは、まだ何も感じません。
0.8 mAでも、まだ感じません。
ところが、1 mAになると、初めて「ビリビリ」と感じ始めました。
つまり、この人の場合は、1 mAが電気を感じ始める境目になります。
このように、反応が初めて現れる境目の値を「閾値」といいます。
今回の例では、1 mAが閾値ということです。
ただし、この閾値には人による違いがあります。
例えば、1.5 mAで初めて感じる人もいれば、0.4 mAで感じる人もいます。
1.5 mAで初めて感じる人は、0.4 mAで感じる人に比べて、感電しにくい、つまり閾値が高いということです。
また、「閾値」という言葉は、今回の電撃だけでなく、ペースメーカーなど、さまざまな分野で使われています。
ひとまず、閾値とは、
「反応が起こり始める境目の値」と覚えておきましょう。
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