
病院の手術室や心臓カテーテル室などでは、**等電位接地(EPRシステム)**という安全対策が行われています。
その目的は、患者さんの心臓を、わずかな電流つまり電撃⚡による心室細動などのを危険から守ることです。
等電位接地は、患者さんの周囲にある医療機器や金属部分を電気的につなぎ、金属同士の電位差を小さくする仕組みです。
電位差は、川の高低差に例えることができます。
川は、高低差が大きいほど水が勢いよく流れます。
電気も同じで、電位差が大きいほど電流が流れやすくなります。
そこで、金属部分をつないで電位差をできるだけ小さくします。
すると、
電位差を小さくする
↓
電流を流れにくくする
↓
患者さんの心臓を守る
ということにつながります。
JIS T 1022では、等電位接地に使用する接地分岐線の抵抗を0.1 Ω以下とすることなどが規定されています。
ここが大事です
「電位差を小さくして、患者さんの心臓をわずかな電流から守る。」
これが、等電位接地の基本的な考え方です。
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