
電撃は、大きく「マクロショック」と「ミクロショック」の2つに分けられます。
まずは、マクロショックです。
これは、私たちが一般的にイメージする感電のことで、皮膚、つまり体の表面から体の中へ電気が流れる電撃のことをいいます。
砕けた感じに言い換えると、体の表面が電気を食らう電撃です。
例えば、バラエティー番組で、電気椅子に座った芸人さんが感電して痛がっている場面を見たことがありますよね。
ほかにも、本講義のテーマでいえば、コンセントに触れてしまったり、漏電した医療機器に患者さんや医療スタッフが触れたりして起こる電撃事故も、マクロショックにあたります。
一方、ミクロショックは、心臓へ直接電流が流れる電撃のことをいいます。
言い換えると、心臓が直接電気を食らう電撃です。
病院では、カテーテルなどを心臓の近くまで挿入することがあります。
このような場合には、普段であれば問題にならないような、ごくわずかな電流でも、心臓に影響を与えてしまう可能性があります。
そのため、医療現場では、マクロショックへの対策はもちろん、特にミクロショックへの対策が重要になります。

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